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世界各国の中において、日本は先進国でありながら最も高い自殺率がある国であり、成人の場合その原因になるのは「健康」や「経済」が主たる理由ですが、その奥底や背景には、メンタルに起因する部分が大きく影響しています。
それらの深刻な問題に対する医療現場での精神療法の現状について、厚労科研の研究では「十分に行われている」と答えた医療機関はわずか約5%で「若干できている」場合でも、25%弱に過ぎないとのデータも計上されています。
欧米諸国に比べ日本においては制度面の遅れにより、精神的な疾患やメンタルケアに対しては、それらに起因する不眠症などの身体症状を抑える「薬剤処方」が中心となり、心理カウンセリングや心理療法が日常的なものとして位置づけられていません。